こんばんは、斉田です。
いきなり自分語りから始まるんですが、僕はそこそこ多趣味で、色んなことに手を出してはそこそこの点(平均点くらい)を叩き出すところくらいまで行くわけです。
そんな中で思うことは、「一人の趣味」だけは絶対に持っておいた方がいいということです。
一人の趣味というと、例えば「読書」であったり「筋トレ」「散歩」、「映画鑑賞」「サウナ」「料理」...など、色々と挙げられます(もちろんこれらが全て僕の趣味であることは言うまでもありません)。
一人の趣味を持とう!みたいな時によく言われる効用は「すぐに始められる」「自分の好きな時にできる」なんてのがありますが、こんなものは言うほどのものではありません。
そもそも、
「何か暇だし趣味でも始めてみるか〜」(すぐに始められる)
とか
「明日急に休みになったから◯◯でもやるか!」(自分の好きな時にできる)
なんてのは、人生のHPに余力があるから出てくるタワゴトです。
こういう「仕事もそこそこ順調だし、趣味を楽しみますか〜!」なんて人は、別に一人の趣味じゃなくたって何でもやればいいわけです(一人の趣味をやっても全く問題ないですが)。
そうじゃなくて、「一人の趣味」の真価が発揮されるのは、
「もうHPが2くらいしかなくて死にそうなとき」
です。
ドラクエでいえばその辺のスライムに体当たりされたら教会に運ばれてしまうくらい、アンパンマンで言えば、水たまりに顔面から転んでずぶ濡れになるくらい。
そんな時、これで回復できるぞ...!と確固たる信頼を持って取り組めるのが、一人の趣味なわけです。
対人がありきの趣味を考えてみましょう。そこに至るまでに友人と予定を合わせなくてはならないし、会ってからのコミュニケーションも必要です。
よほど仲が良ければまだしも、趣味だけの付き合いくらいの関係性だと、コミュニケーションにも多少気を遣いますよね。
人って意外とコミュニケーションに体力を消耗するものなんです。
だから、コミュニケーションを前提とした、2人以上が前提の趣味しか持っていないと、死にそうになった時に自分を回復させる手段がなくなっちゃいます
だから、趣味って「どれだけ精神状況がヤバくてもこれやれば最低限回復する」っていう役割を持っておく必要があると思うんです。
一人の趣味は、最後まで守り抜くべきだと思うんです。
まあ、本当に疲れてたら寝たらいいと思いますが。
それでは皆さんも良い趣味ライフを。